サロンの紹介
コリに、新しい歴史を覚えてもらう
23.03.14サロンの紹介
バキ!
っと音がして、お客様と目が合った。
膝〜前もものコリをとっていた時、
「つっかえ棒」が取れ、
元の場所にハマった感じ。
わたし
「コリが、壊れましたね!」
お客様
「気持ち良かった〜!」
血流が、どっと流れ腿がポカポカ、
左足が、真っ直ぐに伸びたので、
窮屈そうだった右のお尻も少し伸ばし、
X脚は左右揃ってきた。
ただ…、
話しているうちに、
だんだん右のお尻の位置が少し高くなる。
カラダが元の状態に戻ろうとする。
う〜ん、一回じゃ無理か……悔しい、
でも、諦めずまたやろう。
するとお客様が
「コリの歴史」を話してくれた。
脚ね…、小さい頃からなの。
靴屋さんに行ったら、
脚が曲がってるから強制ギブスした方が良い、
と言われたと、
後に、母から聞いています。
※
実は、どんなコリにも歴史がある。
いろんな事情があって、
それでもカラダは、
何とか、あなたを守ろうと一生懸命、
時には、無理してバランスをとって、
コリになったりしている。
だから、コリは取りたいけれど、
単に邪魔者として、
無理やり取り除くのではなく、
コリがカラダを支えてきた記憶を、
施術者が一旦受け止めると、
コリが安心するのか、
しかるべき位置に移動してくれたりする。
あとは任せるよ…、このカラダをよろしくね、
と、バトンを渡されるみたいに。
※
小さい頃に…、
そうだったんですね。
そうなの、
でも母は、私が歩けているし、
曲がってるとも思わなくて、
ギブスはしなかったんだけどね。
だけど、ジーンズ履いた時に、
やっぱりシワがよるんだよね〜。
でも今日、本当につっかえ棒が外れた感じ!
また楽しみに来ますっつ!
そのお客様は、
次来た時にも、つっかえ棒が取れた話をしていた。
カラダが体験した、
マイナスな記憶より、プラスの記憶を、
カラダに上書きし続けている。
ぐずる子供をあやしながら育てるように、
カラダを育てることを知っている様に思う。
シエナに予約を入れると、
カラダの主張が始まる、とも言っていた。
最近は、右のお尻。
痛い、とは違うんだけど、
鈍痛のような…、違和感かな。
見立てると、
右足が、左に比べて少し長かった。
そのせいで、右のお尻が窮屈な様子。
上半身も、
そのバランスをとろうと頑張っている感じ。
左が、(右よりもX脚)、短くなっているので、
真っ直ぐに伸びる様に、
ロックをかけている足首、膝周り、股関節のコリ、
取っていきますね、とお伝えして、
今日も、私とお客様は、
一緒にカラダを育てている。
コリに新しい歴史をおぼえさせている。