「コリのない世界」を
創りたいなぁ、と思っていたら、
この間、メキシコの香りを運んできてくれたお客様がいらした。

ところで「コリ」をなんて言おう…。

私：This is コリ。
お客様：「コリ」？
私： はい、コリ。
お客様：OK, コリ。OK！

お客様：Oh…コリ
私：はい、ここ、コリですね！
取れますよ！

通　じ　た　！

無理に英語に当てはめるより、
そのままの方が伝わるんだ。

カラダの状態や「細胞の気持ち」は、
やっぱり世界共通なんだなぁ。

すっかり打ち解けると、
「コリのない世界」に向かって船を出した気持で施術が始まった。
わたしはゲストの背中を、
まるで太平洋上で一生懸命漕いでいる船のような感じがした。

楽しかったし、気に入ってくれたので、
嬉しくなって、家に帰って、
メキシコについて調べてみた。

お客様と関わるとわたしの世界も広がる。
仕事って楽しい。

日本とメキシコの関係は、
江戸時代：1609年慶長14年に始まったらしい。
ドン・ロドリゴ総督一行が大暴風のため、
房総の御宿に座礁したメキシコの船を、
地元の漁民が助け、
徳川家康が用意した帆船で送還したのがはじまりだと言う。

そうかぁ〜、

今度は、コリをとって返してあげたい（笑）